信号保安システム(Working method)とは?

信号保安システムとは、列車の運行の際、衝突事故等が発生しないように列車の位置や速度をコントロールするシステムです。

Simutrans-Extendedでは、Standardとは比べ物にならないほど多くの信号が実装されており、他の類似のゲーム(有料・無料問わず)と比較しても非常に複雑でリアルな信号システムが実装されています。

現実の信号保安システム

まずは現実の信号保安システムから説明します。なぜゲーム内ではなく現実について説明するかというと、基本的に「現実の信号配置を真似すればゲーム内でもきちんと動く」ようになっているからです。ここでは、かつて日本で運用されていた、または現在運用されているシステムについて説明します。

非自動閉塞

非自動閉塞は、スタフ閉塞・タブレット閉塞に代表されるように、人の手を介して閉塞(=1列車のみが在線可能な線路の区間)を操作する方式です。

スタフ閉塞では、「スタフ」と呼ばれる器具を通行票として使用します。つまり、スタフを持っている列車のみがその閉塞内に入ることを許されます。 スタフは1閉塞区間に対し1つしかないので、スタフを持っている限りは絶対に他の列車と接触することはありません。そのため、非常に保安度が高いシステムであると言えます。 しかしながら、1閉塞に1つしかないので往復での運行しかできません。そこで考えられたのがタブレット閉塞です。

タブレット閉塞では、スタフの代わりに「タブレット」と呼ばれる板を使用します。スタフと異なる点は、1閉塞に対し複数枚が存在することにあります。

自動閉塞

ゲーム内での信号保安システム

ゲーム内の信号システムは、ほとんど現実に近い振る舞いをしますが、もちろんゲームですからその挙動は若干異なります。


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